JRが実施するダイヤ改正。岡山地区をご紹介します。
全体的に減便が相次いでいる中で、主に気になった点を紹介します。
やくも29号が20分早発へ。東京に18時までいれなくなる

岡山と出雲市を結ぶ特急やくも号。山陽と山陰を結ぶ一番本数の多い特急列車で、古い車両ではありますが車内はリフォームが施され、「ゆったりやくも」という名前でその快適性が売り出されています。
ただ車両は古く、カーブで自然に車体が傾く装置がとりつけられている都合から車酔いのしやすさにも定評があり、「ぐったりはくも」なんて揶揄されたりすることもしばしば。
そんなやくも号は、岡山駅最終の29号の出発時刻が20分も早まり、21:20発となります。
これにより東京18:09に出るのぞみ57号博多行に乗車してもこのやくもに乗車できなくなり、一本前の17:51発のぞみ99号への乗車が必須になります。
マリンライナー最終1本を廃止。岡山0時までおれず、高松23時までおれず

マリンライナーは往復それぞれ最終1本をそのまま削除します。
つまり岡山0:12発77号と、高松23:29発の72号です。岡山発は30分の早発ですが、四国から出るマリンライナーは一本前が22:25発と、ここだけ30分ダイヤではなく60分間隔となっているためになんと68分の早発になってしまっています…
救済として、現行75号で通過している一部の駅は77号廃止により停車するようになります。
サンライナー廃止

ここまでシンプルな題はないですが、その通り岡山から福山を結ぶ快速サンライナーは廃止されます。山陽本線からまた快速が消滅したことになるわけです。
別のブログにしようとは思ってますが、現行岡山で走っている車両の更新が進む予定ですので、現行の車両数を減らす予定もあるかもしれません。
伯備線30分始発延発、30分終電早発
伯備線に限った話ではないですし、全国の鉄道事業者でそうですが…とくに伯備線は合計1時間も運行時間が減ってしまうことになります。
まず岡山を出発する最終電車、現行は23:37の備中高梁行です。これが23:09発となります。
次に岡山方面の始発については、現行4:54備中高梁発倉敷行ですが、この一本はシンプルに削除。後続の新見発岡山行が始発に代わります。
津山線、朝の法界院往復は消える

朝ラッシュ時に岡山=法界院の1駅のみを往復する謎仕様が設定されています。また、ラッシュ対応として野々口へ回送されて運用されていた便もあります。
この謎の1往復と野々口始発便が削除を喰らいます。
野々口始発便の代わりというわけではないですが、その7分前に出る野々口7:37発快速ことぶきが、通過している3駅に停車するようになり、こちらは補填がきいているように思います。
というか、この3駅を補填しないことには、朝ラッシュ時に1時間汽車がこないことになりますのでそれはまずいとなったのでしょう。
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