和歌山:R4ダイヤ改正情報! 阪和線 きのくに線 和歌山線

毎年恒例のJR各社ダイヤ改正。令和4年は3月12日に行います。今回は和歌山のダイヤ改正情報についてご紹介します。

 

 

阪和線は快速また減便!区間快速増便!阪和間また不便に

兼ねてより減便が相次いでいる阪和線日根野以南の快速電車ですが、今回は夕方の天王寺方面が全滅します。現状5本ある夕方の天王寺行快速電車はすべて廃止となり紀州路快速のみとなります。これによる紀州路快速や普通電車の増便は無くシンプルに不便になり、残る快速は朝の9本のみです。

 

天王寺方から見ても、夜間の和歌山行快速が運転されるのは16時以降となっていたのが、19時以降となり基本的には紀州路快速を利用する事になりそうです。

 

 

お昼時間帯に運行されている「区間快速」は現在の日根野行から熊取行と1駅縮小。運行時間は現在の15時までとなっていたのが、17時までに延長されます。

お昼ダイヤをそのまま延長する形となりますが16時以降は学生を中心に混雑するので、6両編成の区間快速が増えるのか等が注目されます。

 

区間快速繋がりで気になるのは8:24と8:54に和歌山を出発する天王寺行の区間快速が設定されること。

日根野=天王寺で運転されている区間快速の初便くらいにちょうど被りますが、これは普通電車が置き換わったもので、和歌山発の「普通」の割合も減ることになります。

 

 

阪和間の移動はくろしお号を中心とした特急誘導となり、在来線普通電車による都市間移動を考慮しないようなダイヤとなっています。

以前は御坊行や紀伊田辺行の快速電車もよく設定されていましたが、残るは紀州路快速御坊行の1本のみ。頑張れば45分で着く阪和間での速達電車は、また1歩遠のく形です。

 

 

 

 


きのくに線は「箕島行」大増便 箕島~御坊間は1時間1本に

現在のきのくに線は、和歌山=御坊間で1時間2本、御坊=紀伊田辺間で1時間1本、紀伊田辺以南で爆死ダイヤとなっています。これにメスが入り、和歌山=箕島間で1時間2本、箕島=紀伊田辺間で1時間1本となり、境界駅が箕島に変更となります。ただし乗換駅は御坊駅と変わりません。

 

朝の時間帯、和歌山8:40発の次は9:35となり、1時間程度空いてしまうので注意が必要になりますがその一方で夕方の帰宅時間帯は17:03発が増便となり便利になります。

朝夕の時間に大きな変化は無いのでそこまで影響は有りません。関西一円で同様の動きが広がっているお昼時間帯の減便は大きな衝撃を与えていますが、ローカル線ぽさも目立つきのくに線で、ここまでの減便をするとは…

 

 

 

和歌山線はおかえり時間の「粉河行」増加で橋本方面不便に

ときたまある粉河行ですが、夜間時間帯は王寺行と粉河行のにこいち体制になります。ということは橋本方面が1時間に1本となってしまうということです。

特に区間電車の設定があるというわけでもないのでなかなか厳しいです。和歌山線のみお昼ではなく夜間にメスが入ることになりました。

 

 

 

阪和線を走る特急の運命について

阪和線は大阪環状・東海道に次ぐJR西日本のドル箱路線として、15分に1本の特急が走れるようにダイヤが設定されています。

コロナ禍前でははるかが2本、くろしおが1~2本/時で走行するなどしていましたが、成田エクスプレス同様はるかも壊滅的状態です。

 

今回のダイヤ改正後もはるかのお昼時間帯の運休は続きそうではありますが、9月のダイヤ修正以降9両での運転が復活するなど、通勤特急としての利用を想定している運行がとられています。

 

そしてくろしおは全席が指定席化。自由席が消滅する代わりに500円で特急に乗ることが出来るインターネット限定のサービスもスタートする予定となっているみたいです。

 

くろしおははんわライナー消滅後、B快速新大阪行きを飲み込み、通勤需要として夜からきのくに線に乗り入れないなどの暴挙を犯し続けているのですから

今後も拡大がみられるでしょう。

 

 

その代わり、高速道路の延伸を得て白浜以南の需要が落ち込んでいるのは事実。

数年前まで田辺止まりだった阪和道、尾鷲止まりだった紀勢道はいまにも全通しそうな勢いで工事が進んでおり、2025年には阪和道が串本まで開通する予定です。

 

新宮へ行くくろしおは6往復から5往復となるなど、衰退ぶりはえぐいことになっています。