ビートルズの名曲、A hard day's night は「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」というカスリもしない日本語タイトルになったのか?

 `A Hard day's night`は1964年に発表されたビートルズの名曲で、イギリス本国で7月に発表された後1か月の時差を得て日本では8月に発表されました。

 アメリカドラマ「Glee」でもglee castによってカバーとして歌われ、2022年となっても街中や音楽番組で聞くことが出来る名曲です。個人的にはGleeで移動遊園地のくるまのアトラクションにメンバーが乗り楽しみながら歌うシーンがとても印象的です。

 

 この曲ですが、日本語名は「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」という、忙しい日という意味のタイトルに何ひとつカスリもしない激ヤバタイトルになっていますよね…

 

 これは何故なんでしょう? 60年代に若者をしていた読者のみなさんは「そんなん当然の知識だよ!」と思うかもしれませんが、執筆当時の渡邉はまだ21歳です。もうすぐ22歳になります。

 

 

 

 


実は映画曲。映画タイトルと同じにした

 A Hard day's nightはビートルズ初の主演映画のタイトルでした。日本人は外国の映画やドラマを輸入する時、独自でタイトルを付ける事があるのはご存知の通りです。最近では「FROZEN」という映画が「アナと雪の女王」なんていうオシャレもくそもない王道タイトルで売り出されました。

 

 もちろん日本人向けにタイトルを付けて売り上げを上げる…という日本人独自の努力として大変素晴らしい事だと思います。

 

 これは1964年当時の日本人も同じのようで、映画の中身に合わせてタイトルを「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」としたわけです。そしてその曲のタイトルを合わせる形でこの曲名となったわけです。

 

 この映画は、今でいう情熱大陸や7ルールのようなもので、人気のあるビートルズの忙しさをドキュメンタリータッチで描いた作品です。ただドキュメンタリーといってもすべてビートルズ本人らによる演技で風刺をこめて撮影されました。何年か前にEXILEとかがやってた気がします。

 

 ただ、映画よりも曲の知名度が爆上がりして曲だけがひとり歩きしていき、洋楽も80年代までブームが続いたということもあり、いちいち和名をつけずに表示することも増えています。

 

 

 

 


おっさんの確認ミスで変なタイトルになった!?

 別の作品で、”The Beatles come to town”というものがあります。直訳すると「ビートルズがやってくる」となるわけですが、この作品とタイトルを取り違えたのではないか?という説が濃厚です。

 

 ドイツなど一部の国では、「A HARD DAY'S NIGHT YEAH! YEAH! YEAH!」というタイトルがつけられています。

 

 実際に間違えたのは、この時代ぜったいにブラック企業でふんぞりかえっていたであろうとある映画評論家のおっさんなのですが(偏見)こんな取り間違えだれかが事前に気付いてお小言言えそうなもんですが、

 「●●様がおっしゃったのだから!」で通り切った結果だと思ってしまいます。

 

 

 

 


まあ結果として売れたしオーライ

 間違って変なタイトルとなったものの、結果として大売れしたのは事実。こまどり姉妹などがパロディ映画を作成するなどその知名度は大変に高いものでした。

 

 当時の状況やファンの気持ちを上手に取り込み、戦後20年で欧米の文化をすべて受け入れて大熱狂する国が日本。

 

 今でもキリスト教の真似っこをした一週間後にふと日本神道の我に返ることを毎年してる我々ですから、当時もその吸収力たるや変わらなかったのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

あぁ、クリスマスぼっちだったなぁ…

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