水素燃料路線バスを導入しているバス会社まとめ2021年版

 近年、地球温暖化や石油産出の限界などを理由に新エネルギーを模索する活動が続いています。その中で電気自動車の次に注目されているのが「水素燃料」です。

 個人所有の小型車よりも試験導入が容易で影響力の強い、一般路線バスで試験走行を行うバス会社が国内にちらほらと出ており、注目が高まっています。

 

 今回は2021年現在で水素燃料バスに乗る事ができるバス会社とその路線を紹介します。

 

 

 

 


高価すぎて手が出せない

 注目される水素燃料バスで一番メジャーなのはトヨタの「SORA」という車種です。

 過激する新エネルギー車の開発事業。電気自動車の開発で後れを取る日本の自動車メーカーは水素で動く燃料電池車に集中をしているという印象があります。

 

 ただ、この「SORA」なんと1台1億円という破格のお値段なのです…

 写真元:毎日新聞

 

 国内路線バスで多く見かけるのが日野自動車の「ブルーリボン」です。大型のハイブリット版で約3000万円なのに対し、このSORAはなんと1億円もかかってしまうのです。

 国内のバス事業者はどこもギリギリの経営を強いられているので、こんなもの購入できるわけが無いのです…

 

 

 

 


本当は中型サイズが欲しいのに大型しか無い

 近年のモータリゼーション化により、路線バスの需要はゆるやかな右肩下がりの傾向が各都市で見られています。大都市やその近郊都市においては、大企業の工場や大学などといった固定の需要が見られる所に需要に間に合わない運転手不足が見られていますが、そのようでない地方都市はそうではありません。

 

 

 写真は左から大型「ブルーリボン」中型「レインボー」小型「ポンチョ」という車種の写真です。

 

 

 

 

 左の大型バスは、需要の大きな都市部の幹線道路のみを走行する路線に多く導入されており、特に京都などでは高い確率で見る事ができます。

 中央の中型バスは、地方都市のバス会社がこぞって導入するサイズで、大都市でも片側一車線など幅員の狭い道路を通る路線を中心に導入されています。

 右の小型バスは、地域住民の足となるべく病院や役所と住宅街を結ぶコミュニティバスなどに多く活用されている場合が多くなっています。

 

 

 大都市を除き、大型を導入するメリットが少なくなってきており、中型の燃料電池車が登場すれば地域自治体の支援のもと導入が加速化する可能性があります。

 

 

 

 


では一覧です。

 下記が一覧です。抜けがあれば教えてください。

都市名 バス会社 主な運用路線 主要経由地
       
仙台 宮城交通 泉ヶ丘大富線、泉パークタウン線 泉中央駅
埼玉 西武バス 所52.55系統 所沢駅
埼玉 東武バスウエスト 鶴02系統 鶴瀬駅
東京 東京都営バス 船の科学館線 大森駅
東京 JRバス関東 JR竹芝シャトル 東京駅
東京 京急バス 井30,33系統 お台場
東京 東京BRT 東京BRT 新橋
東京 京王バス 多摩市内 多摩センター駅
東京 日立自動車バス 晴海ライナー 東京駅
横浜 横浜市営バス ピアライン 桜木町駅
姫路 神姫バス 書写山ロープウェイ 姫路駅
徳島 徳島バス 徳島鳴門線 徳島駅
       

これ以外にも、企業の工場送迎バスなどを手掛ける大新東も導入を決めています。

 

東京の導入事例が多いのは東京オリンピックパラリンピックを前に、国が支援策を出していたためと思われ、今後バス需要の多い都市を中心に拡大されると考えられます。

 

 

 というか、日本一のバス会社「西鉄バス」さんとか導入してないんですね。あと勝手に新しいもの好きな

印象がある「岐阜バス」さんとか。

 

 岐阜バスさんは岐阜駅と岐阜大学などを結ぶ路線に連接バスを無理やり導入した経緯がありますので、そうそうに手をだしそうと思っていたのですが…

 

 

 


まとめ

 水素燃料バスは、今後導入が増えていくことが予想されますが複数の課題があると考えます。

 

  1. 車体価格が高額であること
  2. 大型サイズしかなく、地方都市の需要に合わないこと

 

 

 今後どのように解決していくのでしょうか?楽しみでなりません!

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ではまた!


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